手軽にオンライン教材が作成出来るツール一覧

手軽にオンライン教材が作成出来るツール一覧

文科省も進めている、教育のICT化によってオンラインスクールが増えています。無料でオンラインスクールが開校できたり、オンライン教材が作成出来るツールのご紹介です。

手軽にオンライン教材が作成出来るツール

edulio(エデュリオ)

edulio
eラーニング・オンラインスクール・集客・教材販売が一体となったクラウド型の学習システムです。これを使えば、だれでもオンラインスクールが無料で開けるという優れものです。集客管理からオンライン教材の作成、販売まで出来て、しかも無料で使えるプランもあります。料金プランとしては人数によって課金がことなります。オンライン学習システムの導入には初期費用に何百万円や、月額で数十万円とコストがかかることが、中小企業や個人事業主のオンライン学習導入の障害になっていると考えてはじめられたサービスですのでこれから注目です。

Multiverse(マルチバース)

Multiverse
eラーニングアワード 2012e-Learningクラウド部門賞
1,600万人が利用する多機能・統合型LMS(ラーニングマネージメントシステム)
具体的には以下のようなことが可能です。

  • かんたんeラーニング
  • ネットライブレッスン
  • アンケート
  • 課題管理・相互評価
  • 集合研修管理
  • ラーニングチューブ
  • SNS

例えばクラウド型かんたんeラーニングなら、教材作成未経験の方でも安心!お手元にあるパワーポイント・ エクセル・ PDF・動画のファイルを使って、誰でもかんたんにeラーニングコースが作成できます。しかも、サーバの設定やソフトのインストールなど面倒な作業は一切不要で専門知識がなくても、テストやアンケートがついた本格的なeラーニングコースがあっという間に完成します。

show Me(ショウミー)

show Me
ShowMeの優れている点は手軽さです。従来はオンライン教材を作るには教材を取り込んで動画を撮影して、編集しなければいけませんでしたが、show Me(ショウミー)ではiPadに文字や図を書きながら、話すだけで説明動画が完成します。
そして作成した教材はアプリケーションおよびウェブ上で共有することができます。そして、他の利用者はそのレッスンビデオを評価したり、お気に入りに入れることも可能です。ダウンロード数は既に40万を超えていますが日本語には未対応です。

Educreations Interactive Whiteboard

educreations
メール登録もしくはSNSログインするだけで、簡単にオンライン教材が作成出来ます。作成した教材の共有はリンクを利用し、閲覧はパソコンやiPad等のブラウザーで行います。手書きの他、テキストの入力も可能ですが、今のところ日本語入力は出来ないようです。

Recopon(Quick ChalkTalk Sharing )

recopon
メール登録もしくはSNSログインするだけで簡単にオンライン教材が作成出来ます。。作成した教材の共有はリンクを利用し、閲覧はパソコンやiPad等のブラウザーで行います。注目すべき点は日本語に対応しているという点です!

TED Ed(テッドエド)

TED Ed
TED(テッド・各分野における良質な講演会を毎年開催している団体)が提供している、誰もが動画から動画中心のオンライン・レッスンの学習教材を制作できる「TED-Ed」というサービスがあります。TEDサイトにある動画だけでなくYouTube上の動画も利用することができます。サイトで取り上げている動画は、タグによって様々な教科にひも付出来ます。さらに、選択式の問題や自由記述の問題、追加情報のリンク集など、教師の利用や生徒の理解に役立つ補助教材を付けることもできます。
そして「フリップ(Flip)」という新しい機能を使えば、動画を中心にレッスンを作成して、生徒の学習状況を記録したり、ほかの人が活用できるように公開したりできます。

sharewith(シェアウィズ)

share with
【eラーニングアワード 2012】 フォーラムビジュアルナビゲーション部門賞受賞
ShareWis(シェアウィズ)は社会人向けの無料学習サイトです。「知識の地図」を使った全く新しい学習体験を提供します。英語・会計・プログラミングなどの無料教材で学ぶことができます。学習の歩みを「知識の地図」に記録し、学習を冒険に変えましょう!

neu.Tutor(ノイ・チューター)

neu.Tutor
【eラーニングアワード 2012】 フォーラムスマート学習部門賞受賞
学習者から勉強の苦労を解放するツール
ハーバード大学で「優秀指導証書」を獲得し、アクティブラーニング(Active Learning)を提唱している羽根拓也教授という方とWindows(ウインドウズ)のチーフアーキテクトとして米国マイクロソフトで活躍した中島聡という方が作られたiPhone用のアプリです。羽根教授は、もし学習者の横につきっきりで指導すれば、一日に500単語くらい覚えさせる自信があるとおっしゃっていて、成果も出しているそうです。小さな量の単語からはじめて、学習者に進歩を感じさせ、少しづつ増やしていく自分自身で教材を作れるカード学習に注目です。

itutor(アイチューター)

itutor
iTutor(アイチューター)は、マニュアル作成や動画コンテンツの作成、eラーニング等の教材作成が「誰でも・簡単に・すばやく」できます。 操作は簡単!iTutorをたちあげたら、後は実際の操作手順を行うだけ!または、既存のパワーポイント資料や動画を取り込むだけ。

絶対暗記モバイル

zettai-anki
「絶対暗記」は、メール配信システム「ひまわりメール」を開発している(有)ネクストステップ21とひのき学習塾が開発・販売を行っている中学生向けのタブレット用暗記アプリケーションソフトです。
タブレット(スマートフォン)を使って英単語や英文並べ替え問題、社会・理科の一問一答、国語の四字熟語やことわざなどをしっかり暗記。「絶対暗記」なら、これまで暗記が苦手だった生徒でも喜んでチャレンジするので、確実に実力アップにつながります!
1人分のID料金は1ヶ月500円(税別)です。
※Android携帯・タブレット、iPhone、iPadなどで実行可能です。

オンライン学習と教材について

オンライン学習(e-learning)は大きく分けて2つあります。

  • オンライン教材や動画レッスン
  • スカイプ等を使ったリアルタイムレッスン

それぞれにメリットとデメリットがあります。


オンライン学習(e-learning)のメリットとしては、以下の点が挙げられます。

  • 時間にしばられず、自分のペースで学べる
  • 海外や離島などどんな場所でも学べる
  • 学習データの記録・分析が出来る

デメリットとしては、以下の点が挙げられます。

  • ネット環境と最低限のネットの知識が必要
  • モチベーションが維持しにくい
  • 教材の作成や動画の作成が大変

しかしSNS、ライブ配信、ログ管理、ゲーミフィケーションなどの活用でデメリットが解消されつつあります。

オンライン教材の今後

これからの教育系のWebサービスでは、

  • 教材や動画レッスンを作るツール(edulio、show Me、noitutorなど)
  • 教材や動画を載せるプラットフォーム(udemy、Khan Academy、Moocsなど)
  • オフラインの教育と連携したサービス(show in、スララ、ベネッセリアルカウンターなど)
  • 語学や資格のオンラインレッスン(レアジョブ、DMM英会話など)

に絞られていくと考えられています。その中でもオンライン教材や動画レッスン素材はサービスの核となる部分で、教材や動画レッスンを作るツールが充実することでオンラインレッスン市場も非常に参入しやすくなるでしょう。今後のICT教育から目が離せません。

Top