ITの学習方法

【IT資格はそもそも必要なの?】

ITの資格といっても多くの数があり、そもそも資格を取得した方がいいかどうかについても議論があるところです。もちろん正解のない話ではありますが、個人的にはある程度資格取得のメリットはあると思っています。
なぜなら後ほど詳しく述べますがIT資格の取得には大きく3つ、「スキルを客観的に証明できる」「専門的な知識が身につく」「資格手当がもらえる可能性がある」というメリットがあるからです。特に転職や仕事での昇格など対外的な意味合いや自己成長の意味合いでのメリットがあるのでそれぞれのシチュエーションに合わせて受験するのが良いかと思います。
ステップとしては下記のようなイメージで進んでいくのが良いのではないでしょうか。

やりたい分野がまだ定まっていないもしくは、IT分野未経験の人

ITパスポート、基礎情報技術者など

IT業界の中でスキルアップ目的の人

応用情報技術者など

対外的にスキルを証明する必要がある人、目的に合わせてスキルを取得したい人

高度情報処理資格、AWSやSalesforceなど各種ITベンダー系の資格など

【仕事に役に立つIT資格】

IT資格は大きく分けて「IPAが運営するITの公的資格」と「ITベンダーが実施するIT資格」に分かれます。ここではそれぞれの全体像とお勧めの資格や勉強方法をいくつか紹介します。

IPAが運営するITの公的資格
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは?

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、日本のIT国家戦略を技術面・人材面から支えるために設立された独立行政法人。所管官庁は経済産業省。 日本のソフトウェア分野における競争力の総合的な強化を図る。

ITパスポート(IP)

情報セキュリティマネジメント試験(SG)

基本情報技術者試験(FE)

応用情報技術者試験(AP)

ITストラテジスト試験

プロジェクトマネージャ試験

ITベンダーが実施するIT資格

Salesforce系資格

Adobe系資格

AWS資格

Aquia資格

PM系資格

【IT資格取得のメリット】

IT資格取得のメリットは大きく3点あります。

1.スキルを客観的に証明できる

IT業界の資格を取得するためには、一定数の学習が必要であり簡単に取得できるわけではありません。 そのため、資格取得は客観的なスキル証明に役立ちます。

2.専門的な知識が身につく

資格は出題範囲が決められているため、的を絞って学習を進められます。資格取得に向けて学習することで、体系的に専門的な知識が身につけられるのは大きな魅力です。

3.資格手当がもらえる可能性がある

企業によっては、資格を取得することで手当がもらえるケースもあります。企業によって様々ですが、基礎情報や応用情報で数万円の合格報酬と月額5000円程度の、高度IT資格の取得で10万円程度の合格報酬と月額1万円程度の手当てが平均のようです。

【おすすめのプログラミング言語】

IT資格と合わせて学習しておきたいのがプログラミング言語です。言語自体の習得度合いを図る資格も存在します。

1.Python

PythonはAIやIoT分野に強く、汎用性の高いプログラミング言語で、以下のような場面で使われています。

  • AI開発
  • Webアプリケーション開発
  • デスクトップアプリケーション開発
  • IoTのシステム開発統計、データ分析
  • 2.Java

    Javaは、大規模な業務システムを導入している企業に人気が高い言語です。業務系システム開発やAndroidアプリ開発など案件の数も多いので学習しておくと仕事には困らない言語です。

    3.JavaScript

    JavaScriptは、Webページ作成には欠かせないプログラミング言語で、Python同様に汎用性の高いプログラミング言語でもあります。

    【IT資格取得にお勧めのオンライン学習サイト】

    progate(プロゲート)

    HTML、CSS、PHP、java script、jQuery、ruby、railsなどの人気プログラミング言語が初心者向けにスライドショーで学べます。また、レッスン後にはブラウザ上のエディタで学んだことを実際に練習できるのでとても身につきます!初心者にはまず学習してもらいたい一押しのサービスです。
    progateの公式サイト

    ドットインストール

    HTML、CSS、PHP、java、java script、C言語、rubyなどの人気プログラミング言語が数分間の講座で構成された一連のレッスンになっています。初心者向けでとても便利ですし、何より無料です。
    ドットインストール

    code.9leap.net

    ゲームプログラミングに特化したオンライン学習サービスです。主にHTML5 + JavaScriptが学べます。開発環境の準備なしで、ワンクリックでプログラミングを始められます。
    code.9leap.net

    Codecademy(コードアカデミー)

    海外で人気のプログラミング学習サイトです。主な学習言語はJavaScript、Ruby、Pythonとなっており、一部日本語かされていますが英語表記も多いです。
    Codecademy

    CodeCombat(コードコンバット)

    ゲームをしながらプログラミング言語が学べるという画期的なサイトです。JavaScriptやPythonなどが学べます!HTML5ゲームで、プログラミングを楽しく学びましょう。
    CodeCombat

    Scratch(スクラッチ)

    マサチューセッツ工科大学が子ども向けに開発したプログラミング言語です。Scratchは英語圏で生まれた物ですが、日本語の対応もされているので、子どももすぐに始められます。
    Scratch

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