PMPの学習方法

【PMP資格とは】

PMP(Project Management Professional)とは、プロジェクトマネジメントの専門家であることを証明する資格で、米国のプロジェクトマネジメント協会であるPMIが、PMBOKガイドに基づいて認定する国際資格です。受験者のプロジェクトマネジメントの経験や知識だけではなく、マネジメントに対する姿勢などの実務的な内容も問われます。
アメリカ発のため、国内だけでなく世界標準としてグローバルにおいても通用する資格です。
PMPは商標登録された資格ですが、一度取得すれば永久に効力を発揮するという資格ではありません。3年ごとに更新が必要です。

【PMP資格取得のメリット】

PMP®資格取得のメリットは大きく3点あります。

1.スキルアップ

実務では学ぶことができないプロジェクトマネジメントに関して体系的に学ぶことができます。PMBOK(Project Management Body of Knowledge)というプロジェクトマネジメントに関してのナレッジがまとまった書籍を通して世界中の事例、ナレッジを学ぶことが出来ます。プロジェクト進行に1つの正解はないもののベースとなる知識を学ぶことで様々な状況に応用することも可能になります。

2.キャリアアップ

日本においてプロジェクトマネジャー不足が謳われて久しいです。JCSSAの景気動向調査によるとプロジェクトマネジャー系の人材が不足していると答えている企業が56.1%でした。このようにプロジェクトマネジメントのスキルの需要は高まっており、その需要に適合したスキルの証拠となります。

3.人的ネットワークの拡大

PMP®取得後の継続的勉強が求められて、セミナーへの参加や勉強会への参加が求められます。このような場では、自分と同じようなバックグラウンドの人や価値観の人が集まっています。またPMP資格ホルダーによるSNSでのコミュニティも多数あり、様々な情報交換が活発にされています。

【PMPの受験資格】

プロジェクトマネジメント経験の証明

プロジェクトのリーダーとしての実務経験が必要です。4年制大学卒以上、もしくは相当する資格を持っている人は、36か月のプロジェクトマネジメント経験、4,500時間にわたるプロジェクトを指揮する立場での実務経験が求められます。また、高校卒業もしくは相当する資格を持っている人は、60か月のプロジェクトマネジメント経験、7,500時間に及ぶプロジェクト指揮・監督実務経験が必須です。プロジェクト業務経験は、試験の申込みをさかのぼり8年以内と定められています。

35時間の公式なプロジェクトマネジメントの研修の受講

【PMP資格取得までの流れ】

1. PMIサイトでアカウントを作成します。

2. PMIサイトで職務履歴などの申請書を作成します。

3. PMIサイトでPM研修を35時間受講します。

4. PMIが申請書の内容完成度をレビューします。

5. 受験料支払いメールに対応します。

6. 申込み内容書でIDや有効期限を確認します。

7. 試験を予約し、受験します。

8. 合格後、3年の間に60PDU(勉強時間を表す単位)を取得し、PMIサイトにログインして登録します。

【PMP学習にオススメのオンライン学習サイト】

Udemy

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