エドテックの今後について

エドテックの今後について

EdTech (エドテック)とは?

EdTech (エドテック)とは、Education(教育)とTechnology(テクノロジー)の融合により、新たなイノベーションを起こす領域を指す造語。2000年代後半以降、大学の講義などをオンラインで無料公開するMOOC(ムーク)が欧米などで広まり、2012年頃から文科省が教育のICT(Information and Communication Technology)化を進めるなど、教育分野でのオンライン化は特に顕著になっています。

一般人が一般人に教える時代

2011年にサービスを開始し、全世界で600万人以上の受講者がいるユーデミーがベネッセと提携して日本市場に参入するなど教育のプロが受講者に教えるというスタイルから、専門知識を持つ一般人がその分野について学びたい人に教えるというスタイルに変化しつつあります。

オンライン教育市場のターゲットは社会人へ

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今まで学習塾や家庭教師といった教育分野では主な対象は学生でした。社会人層は仕事で忙しく時間がないということもあり、通信教育が主な市場でした。ですが、オンライン学習ツールのおかげで、社会人にも学びの扉が大きく開かれることが期待されます。

編集部まとめ

教育分野にとってインターネットというツールは2つの革命を起こすと考えられています。まず、一つ目の革命は動画レッスンによる低価格もしくは無料の教育機会を世界中の人々が得られるようになることです。カーンアカデミーを初めとした無料動画レッスンは教育格差の是正に大きな効果を期待されています。もう一つは働き方の変化です。オンライン教育が誕生したことで、今までのような先生と生徒という図式に変わり、誰でも自分の得意分野を教えられるようになりました。自宅にいても海外にいても、田舎にいても都会にいても、朝でも夜でも、オンラインで教えることが出来るというのは非常に有意義なことではないでしょうか?みなさんも、オンラインレッスンに是非挑戦してみてください。

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